こんにちは。そろそろ8月も終わり。
夏休みに入ったし、周りもやってるしそろそろ就活でも始めるか・・・という大学生も多いだろう。
そんな中で、よく聞くのが『インターン』という言葉。
早めに就活を始めた学生が行きがち。
周りに流されてインターンに行き始める人もいるだろう。

俺もインターン行ったほうがいいかな・・・
と不安に思っている人もいるかもしれない。
11月の就活解禁から、周りがどんどん内定を得ている時に自分だけ内定がないと
『インターン行ってなかったからかな・・・』みたいな気持ちになる、たしかになる。
この記事では
・内定先のインターン不参加(ワンデイインターンに2~3個参加)
・就活は解禁後の3月末に開始
・サークル入ってない
というろくに話できなさそうな経歴だったが一部上場企業に就職できた俺が
『就活のインターンは就活に有利に働くか』
『インターンに行くべき場合・行くべきでない場合』
『インターンに行く場合の心構え』
以上3つについて解説したい。
そもそもインターンとは何なのか
そもそもインターンとはなんなのか?
ここでは正確な定義には触れず、就活中の学生がよく口にするインターンについて解説する。
インターンとはずばり『就活解禁前に学生を囲い込むイベント』だ。
就活解禁とは?
日本では経団連の方針として『新卒採用活動は就職の前年3月から開始とする』と決まっています。
例:22年4月に就職する学生向けの説明会や面接等は21年3月以降から開始。
しかし、実際は多くの大学生が3年の夏ごろからインターンに参加する。
これがどういうことなのか分かりやすく図を用いて解説する。

もちろん、自社に就職しなくても自社を知ってもらうことで学生の人生にいい風を吹かせられたらいいな、という考えの下インターンを開催している会社もあるかも知れないけど、多くの企業は囲い込み目的だろう。
営利企業は自社にメリットの無いことはしない。
1年とかのスパンでやるガチのインターンはまた別。
ココではワンデイインターンとか数日間のインターンについての話ね。
インターンに行くと有利になるか?
多くの人が気になるであろう『インターンは就活で有利に働くか?』について答えていこう。
裏を返せば『インターン行ってなくても大丈夫か?』という不安の解消でもある。
結論から言うと『闇雲に参加するインターンは有利に働かない』
何故か3年夏からみんなが行き始めるワンデイインターンはなんら意味をなさない。
大学3年がよく行くインターンの内容は主に『軽いグループワーク』的なものが多い。
学生が集まって仕事で必要な『思考法』みたいなところを疑似体験出来るワーク。
企業側にはメリットとして『賢い学生との接点を持つ』という事がある。
では学生側としてはどうか?
就活で要求される『面接力』は一切磨かれない。
面接必ず聞かれる、いわゆるガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のネタにもなりはしない。
ここでビジネスライクな思考法を手に入れたとしても、就職するまでは使いみちがない。
そもそもワンデイインターンくらいで思考法が手に入るならみんな就職して苦労しない。
仮に手に入れられても就活終了後、バイトと遊びに全力を出している間に全て失う。
そこで得られるものは9割無駄。
ただし、『インターンで有利になるケースもある』事は忘れてはいけない。
それから、内定を取る上で有利には働かないがメリットはある。
インターンに行くと有利になる場合とは
ここまでインターンをこき下ろしてしまったが、俺はさっき『有利になるケースも有る』と書いた。
インターンが就活に有利に働くケースはこれだ。
志望している企業のインターンに参加する場合だ。
3年の夏の段階で志望企業が見つかっている人は稀だと思う。
でももし、今この記事を読んでいるあなたがそういう人で、
その志望先がインターンを募集していれば参加して悪いことはない。
なぜなら、さっきも書いたように『企業は学生を囲い込みたい』から。
企業の採用活動も経費がかかる。
説明会などを行う人事の人件費や、合同説明会の参加費などなど。
であれば、早く必要な人数を採用しきって早く採用活動を終えたいはずだ。
学生と同じで企業も早く就活を終わらせたい。
志望している企業に囲い込まれることができれば内定に近づくだろう。
ワンデイのインターンでも、採用サイトに載っていない情報を得ることも出来る。
その情報は面接でも役に立つだろう。
また、そこで人事に自分を印象づけるチャンスにもなる。
インターンに参加する学生側のメリット
インターンに参加する上で学生側にメリットがあることもあるから覚えて帰ってほしい。
- ハズレの会社を炙り出せる。
- 周りの学生の質が分かり、就活情報が入ってくる。
- 暇つぶしになる・たまに金券もらえる
ハズレの会社を炙り出せる
ワンデイインターンと言えど、人事が出張ってきて開催するイベント。
それでもしょーもないインターンも存在する。眠くなるタイプの。
その程度のイベントも面白く出来ない会社は
『会社の顔たる新卒採用に経費をかけられていない』
もしくは
『人材という会社の核を採用する部署にしょーもない奴を配属している会社』
ということがわかる。こういう会社ってちょっとやばい。
あと、人事の社員全員同じ系統、しかも自分が嫌いなタイプとかだったらその会社避けるでしょ?
大げさに言ったけどそういう傾向が分かるってこと。
周りの学生の質が分かる・情報が入ってくる
ワンデイのインターンは色々な学生が参加するけど、それなりにその業種を志望する学生が多い。
だから、その業種に来る人はこんな人が多いんだ~ってのが分かる。
参考程度ではあるがw
そして、いろんな奴がいるし、みんなうっすらと知り合いになりたい感を出してるから
話していると就活についても色々情報が手に入る。
大した情報ではないんだけど、本当に知らなかった業界とか、面白い企業とか知れる可能性がある。
暇つぶしになる・たまに金券もらえる
これは一番大事なことなんだけど、
インターンは暇つぶし程度に行くべきもの
あれで周りに優秀な学生が多くて気負いしたり、
インターンに行ってないから就活不安を抱えたりする必要はない。
そのインターンに来てる学生は就活生全体で見ればわずかな割合。
あなたは自分が思うよりも有能な可能性がまだまだあるし、
なんなら人間のほとんどは無能だから、無能でもいい。
一握りの有能の下に集う無能で社会は回ってる。
あとこれは就活でバイトに入れなくなる前にお金を稼ぐライフハックなんだけど
『ワンデイのインターンに参加するだけで金券がもらえる就活サイトがある』
一発3000円とか5000円とかのクオカードがもらえて、暇つぶしにもなる。
これはオススメバイトw
インターンに行く際の心構え
もちろん、暇つぶし程度にインターンに参加することも悪いことではない。
ただしその場合はある程度の心構えとか、事前準備が大切。
具体的には”就活に利用する”つもりで参加する。
正直言ってその会社のことを知るとか考える必要がない。
インターンに参加する時期なんて業界研究も多分出来ていない。
だからこそ、業界のことだけは調べていく。
『業界地図』という本を買って、その業界のことをさらっと調べる。
そして就活生を囲い込みたい人事の優しさにつけ込んで色々聞いてしまうんだ。
俺が採用担当者によく聞いてたのは『どの会社が競合なのか』『他業種と競合してるのか』などなど。
会社の施策は競合他者に対策して決まる。
結論:インターンは武器ではなく盾
結論、インターンは就活において面接や選考を勝ち抜く武器になり得るかと言うとそうではない。
どちらかと言うと、盾。
やばい会社・やばい業種を見分けるのには一定の効果がある。
そして、ここぞという企業があった場合には武器としてぶん殴るための盾。
就活を始めるならとりあえず人に頼るのもあり
俺も就活の最初は何をやれば良いのか分からなさすぎて困っていた。
その時にお世話になったのがレバレジーズの『キャリアチケット』
実はレバレジーズには一度だけワンデイインターンに参加したことがあり、その時にこの会社がこんなサービスを提供していることを知った。


このサービスでは、就活初期から中期まで、そもそも何をすればいいのか、エントリーシートの書き方とは、自己分析とは・・・というところを懇切丁寧に教えてくれる。
俺がこの記事で解説したような事も2割くらいはレバレジーズの人に教えてもらった事かもしれない。
俺が使っていた頃とは時間も経ち、サービスもブラッシュアップされていると思う。
登録するのはタダだし、合わないと思えばごめんなさいと言うのもありだとおもう。
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