大学生になり一人暮らしの家具などを探す際にちょっとだけ欲しくなってしまうのがソファ。
だが大学生一人暮らしの間取りは主に1K~1DK。
ベッドと収納家具を置くとパンパンになってしまうのではないか?
この記事では大学生一人暮らしでソファは必要なのか?
快適に過ごす選択肢として他に何があるのか?を書いていきます。
大学生の一人暮らしの部屋にソファを置く必要があるのかを検討
まずは大学生の一人暮らしにおいてソファを置く必要があるのかどうか、
置いた場合の部屋の感じがどうなるかを確認していこう。
大学生の部屋は7割が1Kか1ルーム
大手賃貸サイトSuumoを運営しているリクルートの統計によると
大学生の一人暮らしの間取りは1Kと1ルームが7割を占めている。
1Kは1部屋+キッチン(間が扉で仕切られている)の構成。
1ルームは1部屋で生活空間とキッチンが入っているタイプ。
どちらも広さはあまり変わらず15~20㎡が主流。
畳で言うと8~12畳といったところか。
8~12畳の空間にベッド・テレビ・ソファを設置するとどうなるか
8畳くらいの部屋に家具を設置した様子を図解するとこんな感じ。
![](https://www.toriyan.jp/wp-content/uploads/2021/07/2021-07-176%E7%95%B3-1.png)
必要なものを置いた結果、残るスペースは2mX3m程度のスペース。
ここにソファを置くとかなり厳しい。
ソファはすごくコンパクトなものでも奥行き80cm程度は必要だ。
ソファを置いた場合、テレビまでの距離がかなり近くなってしまったり
ご飯を食べる為の小さなテーブルなどで空間が圧迫されてしまうリスクが高い。
また、そこまで小さな空間に収まる程のソファにどれほどの座り心地の良さ
があるのか、というとまた微妙なところなのだ。
以上の事から大学生の一人暮らしにソファはデメリットの方が大きいということになる。
ソファ無しで快適な一人暮らし空間を作る方法
ソファを置くと部屋が圧迫されて暮らしづらくなるのは分かった。
でも床に直で座るとお尻が痛いし、来客などの際に居心地をよく出来ない。
そこでソファ無しで居心地を良くする方法を考える必要がある。
ソファベッドを使用。寝心地重視でソファベッドを選べば快適
一人暮らしで使用する家具で一番場所を取るのがベッド。
ベッドが無ければソファーを置ける。でもベッドが無いと眠れない。
そこで選択肢として挙がってくるのが『ソファベッド』
ソファにもベッドにもなるスグレモノだ。
ソファベッドのデメリット3つ
一つ二役の便利さは言わずもがなだが、ソファベッドにはデメリットもある。
まず、寝心地が良いソファベッドが少ないこと。
ソファベッドはソファの延長として作るメーカーが多く、睡眠の質を追求されたものが少ない。
2つ目は『可動部が壊れやすい』こと。
背もたれを倒してベッドにするタイプのソファベッドは可動部の耐久性が低い場合がある。
3つ目は『メンテナンスがめんどう』という事。
メインで寝る空間として使用するのであれば寝汗をかいたりするので
衛生面がかなり気になる。
ソファベッドじゃあら得ず、重いので干すことも出来ない。
ベッドパッド等を引くにも通常のマットレスより大きいサイズだから
ピッタリサイズで探すのがとても難しい。
3つのデメリットをクリアするニトリのソファベッドがオススメ。
ニトリのこのソファベッドはSサイズのマットレスがピッタリ入るサイズだ。
マットレスの種類も選べて、好みのマットレスに取り替える事が可能。
一番安いマットレスで7万円とちょっと高くはあるのだが、大学で一人暮らしを始めた場合、そのまま社会人まで一人暮らしが継続する可能性が高い。
社会人の一人暮らしでも大学生同様に1Kや1ルームでの暮らしが主流になるからそのまま使い回せる可能性が高い。
マットレスのヘタリで使えなくなったり、より良いマットレスを使う場合などにマットレスだけ交換が出来るから生活スタイルの変化にも強い商品だ。
逆に、ベッドを買い換える時にマットレスだけ残して処分する、みたいなことも可能になるのでおすすめ。
ニトリのソファベッドでもう一つオススメを挙げるとしたらこちらのソファベッド。
その名の通り収納までついている多機能ベッド・ソファだ。
安い。
大きめサイズのベッドを使用+サイドテーブルで快適空間
1Rや1Kの人なら分かると思うが、家にいる間ベッドの上で座っているという選択肢もある。
ソファを置く余裕が無いが、床に座るのはしんどい時は、ベッドに座り、壁にもたれるという過ごし方もアリ。
そんな時に大切になってくるのがマットレスのサイズ。
シングルサイズは幅97cmで、座って足を伸ばすとどうしてもはみ出してしまう。
マットレスでセミダブルサイズやダブルサイズを選ぶことで
幅が120~140サイズとなるからベッドの上でも快適に足を伸ばせる。
流石に食事をベッドの上でするのは気が引けるが、
飲み物を置けるようなヘッドボードのベッドを選べばあまり動かずにすむ。
ノートパソコンを触るくらいなら膝の上で出来るからね。
バッドの脇に昇降式のテーブルを置くのもオススメ。
やっぱりある程度硬いテーブルの上に置いたほうが飲み物は安心だし
作業もしやすい。オススメはコレ。
ベッドが既にある人は座椅子・カジュアルソファなら省スペース
すでにベッドを買っている人には上2つの選択肢は微妙なものだと思うので、
座椅子やカジュアルソファをオススメしたい。
座椅子があれば座る時におしりも痛くないし、ベッドや壁にもたれるにも背もたれがクッションの役割を果たす。
カジュアルソファというのは本当にコンパクトなソファだとおもっていただければ良い。
カジュアルソファは大きさが幅1m×奥行65cm程度なのでそこまで圧迫感は無い。
また、仮に邪魔になった時に立て掛けたり、廃棄したりもしやすい。
大体8000円~10000円で買える。
小さいソファを買うのは安物買いの銭失い
ちなみに俺は社会人になりイキって1LDKに住んでる(田舎だから家賃は安い)ので
リビング用に安いソファを購入した。1万円くらいのどこぞのメーカーとも分からないものだったと思う。
結論から言うとまじで無駄金。
安いソファは安いなりの座り心地しかしない。
その上俺はソファで過ごす時間より机の前(ワークチェア)で過ごす時間の方が長い
ということも後悔を加速させた。
スペース的に置けるとしても、買うものは実物にしっかりと座ってみて決めるべきだね!
コメント