今回はゲームレビューではないが筆者の遊んでるスマホゲームの話から。
つい先月6月30日にSwitch版も配信開始され話題となっている『Sky 星を紡ぐ子どもたち』
グラフィックがとても綺麗で、美しい世界を飛び回るのが楽しいこのゲームが私は大好きだ。
“一度も話したことのない親友がいます”というのはTVCMで使われていた言葉だが、これがほんとにその通りで、チャット機能はあるがそれを使って話すより前にフレンドになることが殆ど。
ところでこのゲームは海外プレイヤーが割と多くて、特に国籍ごとのサーバーで分かれてもいないため、フレンドになった相手は大抵の場合外国人だ。
筆者は生粋の日本人である。
毎朝永谷園のお茶漬けを掻き込みつつ人混みかき分けチョップを繰り出すのに暇がない。Sorryを連打しろ。
そんな英語力5のゴミでなんなら日本でもコミュ障な私でも、仲良くしてくれる人には感謝の言葉でも伝えたくなる時があるわけだ。
今回はそんな、外国人とチャットする時に使える多言語翻訳ツールの紹介だ。
従来の翻訳アプリの使いづらさ
Google翻訳や他の翻訳アプリを使えば、多言語翻訳自体は難なく行える。
アプリ(もしくはgoogle検索)を開いて、
- 入力して翻訳
- 翻訳後の文章をコピー
- 書き込みたいアプリを開いてペースト
こんな流れになるだろうか。
正直言ってめっちゃ使いづらい。
正確な翻訳を期するのならちゃんとしたアプリを使った方がいいかもしれない…しかし、チャット等すばやく返事したい場合このやり方はあまりに労力がかかりすぎる。
キーボードから直接翻訳
そういうわけで紹介するのは「翻訳機能を搭載したキーボード」だ。
筆者が調べたところ二通りあって、「Gboard」「Simeji」が対応している。


これなら文字を打ち込みたいアプリを開いたまま、その場で翻訳していける。
Gboardの使い方
GboardはGoogleさんが提供している多言語キーボードだ。
利用者の多いキーボードなので今すでに使っている方も多いはず。
ここでは翻訳機能の使い方だけを簡単に説明する。
入力画面でキーボードを開き、「…」をタッチ。次に開いたメニューから「翻訳」をタッチする。


すると翻訳のための入力枠が出てくる。


翻訳先は英語、中国語などメジャーな言語にとどまらず優に百種類以上の言語が扱える。
また次に説明するSimejiとは違い、横画面でも翻訳が使えるのは明確な利点。
Simeji翻訳の使い方
顔文字や飾り付けなど機能が盛り沢山の人気アプリ・Simejiにも翻訳機能が標準で搭載されている。
初期状態では使えないので、まずSimejiアプリを起動
設定を開いて下にスクロールすると「リアルタイム翻訳」というのがあるのでタッチ。機能をonにしよう。


これで先ほど見せたように、入力キーの上部に翻訳窓が表示されるようになる。

元々Simejiを使っているユーザは知っておくと便利な機能だろう。
ただしこちらは2021年7月現在、横画面では翻訳機能が使えない。
調べてみたところ、公式サポートから「機能追加は検討中」とのことなのでそのうち使えるようになるかもしれないが、横画面で使いたい人(ゲームチャットなど)は素直にGboardを導入しよう。
使い方のポイント、まとめ
翻訳は短く。単語で会話するくらいの気持ちで
翻訳アプリ等を使ったことがある人はわかると思うが、できるだけ平易な表現を心がけるようにするとより正確に翻訳できる。
例)主語は省略しない。「あれ」や「それ」といった指示語は名詞に置き換えるetc…
また、「翻訳を使って話しています」と最初に一言断っておけば、話す相手もある程度分かった上で聞いてくれる。
(そもそも相手も翻訳アプリをつかっていたりする。母国語以外はわりと向こうも私たちと同程度の理解力だったりするので、その点でも平易な表現を使っていくのは大切)
怖がらず気軽に、積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢が一番大切だ。
おわりに
今の時代、ネットを使っていれば外国人とチャットする機会はいくらでもある。
しかしビジネスでもなければそこまで色々な表現は使う必要はない。
ゲーム上での挨拶だとか、SNSで応援の言葉を投げかけてみるとか、「ちょっとしたこと」を思いついた時に言語化できるだけで、きっと貴方の生活はより豊かになる。
便利な技術は使わないと損だ。ぜひチャレンジしてみよう。
コメント
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[…] 先日書いた記事『スマホでリアルタイム翻訳を使いこなせ!』で、多言語翻訳キーボードを使って海外の人とやりとりする方法を解説した。 […]