ゴジラVSコングをもっと楽しむ為に見ておくべきハリウッド怪獣映画はこれ!

”史上最大の怪獣バトル”と評される『ゴジラVSコング』が7/2ついに公開された。
これから見に行こうと言う人もいるだろう。

そしてこう不安に思っている人もいるはずだ。

今までのゴジラとか怪獣映画見なくても大丈夫かな?

そこでこの記事では
ゴジラVSコングをもっと楽しむために見ておくべき怪獣映画
について書いていきます。

この記事はこんな人にオススメ
・ゴジラVSコングまでに予習したい
・ゴジラVSコングコングが面白かったから他の怪獣映画も見たい
・ハイウッド怪獣映画を見る順番が知りたい

目次

前提:ハリウッド怪獣映画だけで十分(日本のゴジラは見なくてもいい)

怪獣映画の歴史は古くて、一番有名な”日本のゴジラ”はおそらく1954年のものだと思う。
そこからモスラやギドラなど様々な怪獣が出てくる映画が制作された。

長い歴史を持つシリーズなのでどこまでさかのぼればいいものかと思う人が多いだろう。

結論から言うと2014年
ギャレス・エドワーズ監督の『Godzilla』からが
ハリウッド怪獣映画の幕開け。

鳥やん

続き物の映画の中では歴史が浅いから
今からでも十分追いかけられる!
マーベル映画とか多すぎて見る気出ないねん。

Godzillaから始まってハリウッドで展開される、
いわゆる『モンスターバース(怪獣のいるひとつづきの世界観の映画)』に括られる映画たちを見れば、

今回の『ゴジラVSコング』は十分に楽しめる。

ハリウッドにおいて”○○バース”というのはマーベル映画みたいに『スパイダーマン』『アイアンマン』みたいに
色々なキャラクターを主役とする作品が同じ世界観の中で展開されるシリーズのこと。
モンスターバース=様々な怪獣が一つの世界観の中に出てくる作品群

それではここから『モンスターバース』のどの作品をどの順番で見れば『ゴジラVSコング』を楽しめるのか、
それぞれの怪獣はモンスターバースの中でどの様な位置づけなのかを解説していく。

『モンスターバース』作品群の見るべき順番と怪獣たちの関係

見るべき順番は『公開順』となるので、ここから公開順にそれぞれのあらすじと、
怪獣たちの立ち位置や関係性について解説していこう。

極力クリティカルなネタバレは含まないように注意して書くが、
情報を入れたくない人は見出しだけ見てくれ。

もう一つの注意点。この記事でのあらすじは『怪獣』だけにフォーカスして書く。
本来の映画では人間の登場人物の来歴やそれから来る葛藤などもしっかり楽しめる内容となっている。

ちなみにどのシリーズも日本人の俳優が出てくる。
初代ゴジラが生まれたのは北海道・納沙布岬(のさっぷみさき)で、
それ以降のゴジラもそれにならって日本近郊で出現することが多い。だから日本が舞台になるし、ゴジラを生んだ日本に対するリスペクトもあるんだろう。

①2014年『Godzilla』

このゴジラ映画が『ゴジラVSコング』が属する”モンスターバース”作品の第一作。

2014年Godzillaのあらすじ

モンスターバース世界の現代日本で発生した原子力発電所事故から15年後の世界での話。

特務研究機関”モナーク”という組織に属する芹沢猪四郎博士(渡辺謙)は放射線が生物に与える影響を調査しており、フィリピンで発見された謎の巨大生物の化石と、それに寄生しているかのように見えるサナギの謎を追っていた。
その繭は今にも羽化しそうな様子。

実は15年前の日本の原子力発電所の事故の原因となった地震を引き起こしたのも”巨大な繭”
その繭も羽化しようとしている。

特務研究機関モナークの研究によればその2つも繭から羽化してくる怪獣は同種。
2個体は同じ方向に進んでいくようだ。このままではその導線上の都市が崩壊してしまう。

そんなときに姿を現したのがゴジラ。
古代世界でも覇権を握っていたゴジラが
現代でも生態系のトップに君臨するべくこの2個体に戦いを挑む。

この映画で出てくる敵怪獣とゴジラの関係から分かる”ゴジラは生態系のバランサー”

一言で言えば宿敵
古代世界ではゴジラを頂点とした生態系が構築されており、
その過程でゴジラに蹂躙された怪獣が今作の敵モンスターである”ムートー

Male and Female MUTO's.jpg
ムートー
鳥やん

見た目きっしょ!

ゴジラが現れた理由は”かつての宿敵を再び倒すため”

このモンスターバース作品群におけるゴジラの位置づけは
『人間に仇為す害悪怪獣の敵』=『人間にとっては善』

このことだけを心に留めて次の作品を見るんだ。

②2017年『キングコング:髑髏島の巨神』

『Godzilla』の次に公開されたのがキングコング(くそでかゴリラ)を主軸とした作品。

ゴジラとは打って変わって、さすが猿というべき知性を備えた存在。

常に巨大な嵐に囲われて隠れてきた髑髏島(スカルアイランド)の神として崇められる存在。

ちなみに俺はこの作品からモンスターバース作品にハマり始めた。

2017年『キングコング:髑髏島の巨神』のあらすじ

ベトナム戦争終結直後の1973年ごろが舞台。
時系列としては前作”Godzilla”の約40年前。

前作でも出てきた研究機関モナークの調査員とそれを護衛する米軍兵が未知の島”髑髏島”へ訪れた。

そこで目にしたのは凶暴な巨大トカゲ。
大トカゲに襲われて一巻の終わりと思った瞬間に現れたのは
巨大ゴリラ”キングコング

鳥やん

お笑い芸人ちゃうで!

島の原住民からは”神”と崇められる存在で、髑髏島の生態系を統べる猿。

コングを敵として攻撃をした米軍と巨大トカゲとキングコングの三つ巴の戦いが繰り広げられる。

ちなみにこの作品の時間軸より更に前に髑髏島に不時着した日本兵”グンペイ・イカリ”を演じるのはMIYAVI。

敵同士で同じ島に降り立った日米の兵士の友情も
この作品のスパイスとしてなくてはならない存在なので注目して。

キングコング:髑髏島の巨神におけるキングコングの立ち位置

あらすじからも分かるようにキングコングも”生態系の覇者”

ゴジラとの違いは、ゴジラが古代世界における生態系の覇者でありながら
現代まで地中深くに隠れ住んでいたのに対して
キングコングは現代まで一族でずっと髑髏島を統治し続けてきたというところ。
また、原住民ではあるが人間とも共存してきたのだ。

今作において、キングコングは巨大生物にも関わらず、
その知能の高さゆえ『人間を気に入る仕草』まで見せ、人間と意思疎通ができる生き物だ。

人間の敵(巨大トカゲ)の敵=人間の味方
という構図はゴジラと変わらないけども

より人間と親密になれるポテンシャルがある。

③2019年『ゴジラ:キングオブモンスターズ』

悪い人間が呼び覚ました古代世界でのゴジラの天敵がたくさん出てくる大怪獣戦争映画。

ちなみにKing of Monstersというのはこの映画でゴジラがたくさんの怪獣に勝利するから『怪獣の王様』という文字通りの意味もあるが、
実は初代ゴジラが二つ名として日本では『怪獣の王』、
海外では『King of Monsters』と呼ばれていたことへのオマージュでもある

2019年『ゴジラ:キングオブモンスターズ』のあらすじ

『Godzilla』でムートー2体を倒して勝利の雄叫びを上げたゴジラが海に帰ってから5年後。

その時の被害の大きさから、巨大怪獣の存在と研究機関モナークの存在が公になってしまった世界。
更には休眠状態の巨大怪獣が世界中で多数発見された。

中国ではモナーク研究員による巨大蛾”モスラ”と交信して制御することに成功する。
それを知ったテロリストにより”モスラ”と”モスラとの交信装置”が奪われてしまうところから物語が始まる。

巨大モンスターをテロリストが制御してしまうと世界が破滅してしまう。
しかもそのテロリストの目的は南極の氷の中に眠る3頭龍『モンスター・ゼロ』を目覚めさせること。

ギドラは恐ろしいことに他の怪獣を操ることができる。本当に大災害になってしまう。

目覚めたモンスター・ゼロ(キングギドラ)のもとに現れたのがゴジラ。
実は5年前に傷をおったゴジラは地底で核物質を食べることで力を復活させていたのだった。

ギドラが操る怪獣軍団と、ゴジラとの戦い。実は優しいモスラと、ゴジラに味方すれば救われる人類も加わって怪獣から地球を救う戦いが行われる!

鳥やん

モスラが加勢に来るシーンと、
人間がゴジラに手助けするシーンはまじでアツい。

ゴジラを筆頭とするモンスターバースの魅力とは

シリーズを通して、人間とゴジラや人間とキング・コングが手を取り合って戦う展開が常套手段。

何度も言っているように”敵の敵は味方”理論でゴジラは人間の味方だし、キングコングも人間の味方なのだ。

実はゴジラも古代では古代人から崇拝の対象となっていて、『キングオブモンスターズ』でゴジラが核物質を補給していた海底神殿も海に沈んでしまった古代人が作ったもの。

モンスターバース作品の魅力とは単なる『人間VS怪獣』を描いたものではなく、
ゴジラやコング、モスラといった怪獣たちに愛着を持って見られるところなのだ。

言うなれば可愛いペットを愛でるかの様な気持ちが怪獣に対して湧いてくる。

まとめ:ゴジラVSコングを楽しむためには?

まとめです。

2014年ゴジラ→髑髏島の巨神→キングオブモンスターズ
の順番で見て、ゴジラとコングの作品中での立ち位置を把握してからゴジラVSコングを見よう。

かくいう俺もまだゴジラVSコングは見ていないので決定的な事は言えないが、
人類の友たるゴジラとコングが争うからには悪者が他にいるんだろうな、と思う。

どちらも『王』の名を冠する2種。王であるためには力の強さだけではなく人々がついてくる必要がある。


単なる怪獣バトルにはならないだろうから是非みてほしい。怪獣のくせにヒューマンドラマだ。

鳥やん

ゴジラとキングコングがどちらも悪者にならないことを願う

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2014年ゴジラとキングコング:髑髏島の巨神の視聴が可能。

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ちなみにキングオブモンスターズは『Netflix』で見られる。
もしくはアマゾンプライムとかHuluで”購入”することは可能だ。

個人的にはアマゾンプライムならレンタルだと400円なのでお得。

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この記事を書いた人

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